今日は夏至。
夏至に日本で日食が起きるのは372年ぶりとか。まああまりピンときませんが…。
それよりも、休日の天文現象ということが希少でありがたいと思ったのは私だけではないでしょう。
午前中はいい天気で、ちょっと早すぎるなあと心配していたのですが、観測場所に到着し、望遠鏡を組み立てているうちに雲行きが怪しくなって来てしまいました。
今回はED80Sに1.5×テレコンバーターで拡大撮影、30ミリで全行程を5分のインターバルで、135ミリで食最大の前後25分を狙うという作戦でした。
観測場所は西の空が開け、遠く山並みが美しい場所を選びました。
30℃を越える酷暑の中、望遠鏡を組み立てて汗だくになりました。今回使った望遠鏡は、好きな方にはわかって頂けるシステム、ビクセンのSP-DX赤道儀にK-ASTECの両軸モーターを付けたものです。
日食が始まると急に雲が増え始め、16:30過ぎには厚い雲に覆われるようになってしまいました。結局インターバル撮影の2台は諦め、雲が薄くなる瞬間を望遠鏡を覗きながら待ちます。
写せた中でいちばん大きく欠けた写真がこちらでした。
2020年6月21日16:42 Vixen DE80S+1.5×テレプラス(FL1,080mm) Canon EOS Kiss X7i ISO100 Tv1/15s バーダーアストロソーラーフィルター使用
とりあえず結果は残せましたが、最大食が写せなかったのは残念でした。