2月29日、うるう日です。
この日付で記事を書けるのは4年に1回。ともかく書かねばなりますまい。
さて、今日は雪でした。南岸高気圧が発達しながら北上する、春に良くある気圧配置になると、冬の間雪が多く降る長野県北部よりも中部・南部の方が積雪量の多い事があります。
今日は関東も大雪だったようですが、長野県内でも長野市よりも佐久市や上田市の方が多く降りました。たまたま今日は松本市にも行ったのですが、やはり上田と同じくらいありましたね。
このように、3月頃に中南部に降る雪を、信州(特に長野市周辺)では『かみ雪』と言います。
『かみ雪』の語源ですが、諸説あるようです。長野市よりも川上(千曲川上流)の方に多く降る雪だから『上雪』というとか、江戸や都に近い方に降るから(江戸に上る、都に上るという事から)とか、です。
今朝の上田駅前の風景です。けっこうな降り方でした。
契約している駐車場のそばにあった杭に積もった雪。どうでしょう、10センチ弱ですかね?
しかし春も間近なせいですね。日中にずいぶん融けて、帰宅する頃には道路が乾いていました。もう1~2回、『かみ雪』が降って、ようやく春がやって来るのでしょう。