Across the Universe

天文ブログでスタートしたつもりが、いつの間にかB級グルメブログになり、さらにダラダラ日記に変化しつつあります。

2010年05月

これがウワサの!

イメージ 1
ピカール金属磨 日本磨料工業(株)製
 
昭和の香りプンプンのデザイン。
先日、グレコエレキギターの記事の中で紹介した、万能金属磨剤『ピカール』です。
 
『ピカール』!
 
名前が既に素晴らし過ぎますね。
 
使用法は、
「蓋をとる前に缶ごとよく振って下さい。柔らかい布につけて汚れがとれる迄よく磨いて下さい。充分磨けましたら別のきれいな柔かい乾いた布でよく拭きとって下さい。鏡のようになります。真鍮、銅、ニッケル、クローム、ステンレス、アルミ等あらゆる金属、又プラスチック、象牙、塗装部の汚れ、其他、器具、機械、ゴルフクラブ、管楽器等のお手入れに使用される万能液です」
 
とあります。漢字の使い方が、なんとなく昭和30年代風でありますね。
 
内容量300グラム。購入後10年ほど経ちますが、たぶん30グラムも使っていません。ちょっと付けるだけでかなり磨く事が出来ますから、たぶん一生この缶で足りてしまいそうです。
 
購入したのは、江戸川区平井のハンズスクェアニシムラさんでした。
 
赤道儀のウエイト軸やローレットネジのヘッド部分、ギターのピックアップなど、磨くと本当にピッカピカになりますよ。コインなどもあっという間に新品同様。
 
ただし、金メッキ・銀メッキには使用出来ないようです。
 
一家に一缶、ピカール。オススメです!

フランケンシュタイン対地底怪獣

イメージ 1
フランケンシュタイン対地底怪獣(バラゴン) 1965年東宝映画
 
東宝と米国ベネディクト・プロダクション初の合作映画『フランケンシュタイン対地底怪獣(バラゴン)』。
 
そもそもフランケンシュタインというのは、不死身の怪物を作り上げたとされる博士の名前で、この映画でいう“フランケン―”は、『博士が作った怪物』という部分が抜け落ちていますね。
 
まあ、そんな瑣末な話は置いておくとして、
 
東宝が初めてアメリカの映画製作プロダクションと提携し、新基軸として打ち出した意欲作です。
 
それまでの怪獣もののように、巨大生物の体長(身長)を50~60メートルという設定ではなく、フランケンシュタインもバラゴンも身長20メートル前後の設定としました。これは、アメリカ映画『キング・コング』などに共通するサイズです。
 
結果としてミニチュアセットが大型化し、非常にリアリティが高まりました。
 
特に、成長期のフランケンシュタインが身長5メートルくらいの時の団地のセットは、細部まで造り込まれた素晴らしい出来です。
 
さて出演者では、このすぐ後の『怪獣大戦争』にも出演するハリウッドスター、ニック・アダムスが、なかなか力の入った演技を見せています。これはまあ想像ですけど、水野久美さんに本気で惚れてしまったニック・アダムスが一生懸命に仕事をしたから、ではないでしょうかね。
 
普段なら陽気な雰囲気の役が多い高島忠夫氏に、シリアスな役柄の川地医師を演じさせているのも、なかなか配役の妙を感じます。
 
冒頭に出てきて、すぐに原爆投下で死亡してしまう軍医師役に重鎮志村喬氏が出演していたり、脇を固める俳優陣も豪華です。
 
広島への原爆投下を、不死身のフランケンシュタインを表現する事に使用するというのは、今ではちょっと考えられない設定ですが・・・。終戦後20年という製作時期を、今の感覚で論じる事は無意味かも知れません。

そろそろですね

イメージ 1
木星 2004年2月10日撮影
 
今シーズンはうお座にいる木星。
そろそろ夜半前に東の空に姿を現し、観測好機を迎えます。
 
黄道12星座の中を、1年ごとに移動していく木星。従ってこの前うお座にいたのは12年前という事になります。
 
気流の安定する季節に南中するわけですが、冬に太陽がいる場所近辺ですから南中高度はあまり高くなりません。今シーズンは南中時でも55度前後ですね。
 
そういえば先日のニュースで、“木星の縞が消えた!”なんて話がありました。
 
木星といえば、小口径の望遠鏡でも良く見える、2本の縞がトレードマークです。大赤斑に近い『南赤道縞(SEB)』と『北赤道縞(NEB)』ですが、今シーズンはこのうちSEBが非常に薄くなっているとの事。写真でいうと上側の縞ですね。
 
理由は定かには知りませんが、天体写真では、星座や星雲星団を撮影する場合には北(天の北極)を上にしますが、月や惑星を撮影する際にはその天体の南側を上にします。
 
まだ今シーズンの木星を見ていないので、実際のところピンと来ないのですが、目立つ縞が1本足りない姿は、ちょっと間が抜けた感じでしょうね。
 
そもそも木星の縞模様というのは、アンモニアやメタンが主成分の木星の大気が、緯度ごとに反対に流れているために出来ていると考えられています。その大気の流れと言うのが、秒速数百キロメートルという暴風だそうで、縞模様は絶えず変化
しています。
 
数年から10数年に一度の頻度で、この縞模様が消失する現象が起きる事は知られています。今回は昨年からだんだんとSEBが薄くなり、5月には殆ど見えなくなったそうです。暴風が止み、穏やかな風になっているのでしょうかね?
 
赤道縞1本状態の木星を、早く見てみたいものです。

70年代の音です

イメージ 1
GRECO SV-600 セミ・アコースティックエレキギター
 
ギターをコレクションしているわけではないので、数は持ってません。
 
ギブソンES-335のコピーモデル、グレコのSVです。ES-335に比べると、若干ボディーサイズが小さめでしょうか。
新し目のモデルは、ポジションマークが、四角いシェルのインレイになっていますが、私のSVは、廉価版モデルのためか通常通りのドットになっています。
 
ギブソンも50~60年代の物は、同じようにドットのポジションマークですね。
 
同じセミアコのエピフォンカジノは、17フレットでネックがボディに接続されますが、こちらは21フレット目が接続位置です。
 
ホローボディでシングルコイルピックアップのカジノに比べ、セミホローボディ、ハムバッカーピックアップのSVは、柔らかい音から力のある歪んだ音まで、幅広い音色が出せるようです。
 
ボディの色は、良い感じに落ち着いてきています。シブい色合いです。
 
シブいといえば、グレコブランドの製造元は、確か神田商会という名前だったかと。神田駅のすぐそばに、大きなGRECOの看板がありますよね。名前も場所もシブいですね。
 
メッキ部分がかなりくすんできていて、いつかちゃんと磨いてあげたいものだと思っています。
 
そうそう、金属を磨くのに最高の研磨剤『ピカール』ってご存知ですか?昭和の時代、かなり昔から変わらぬデザインの缶に入った液体です。磨きすぎるとメッキまで落としてしまう威力があります。
 
昭和のギターを昭和の研磨剤で磨く。これは正しい作業ですね。
 
きれいになったら、また写真をアップしたいと思います。

失敗2連発

イメージ 1
エチオピア 野菜+エビカリー 辛さ1倍(ライス大盛)1,280円
 
神田駿河台下のインドカリー専門店『エチオピア』さん。雑誌やテレビのカレー特集では、必ず人気上位にランクされるお店です。
 
1階はカレースタンド、2階は喫茶店風の造りになっています。一人で食べに行くときは1階で、グループなら上にという感じです。
 
さて、先日久々に食べに行った時の事、気合いの入りすぎが原因で失敗してしまいました。
 
それは券売機で。
 
野菜+チキンを食べようと心に決めていたのに、間違って隣を押してしまいましたorz
さらに久しぶりだった事もあり、思わずライスを大盛にしてしまったのです。
 
神田という土地柄、学生さんが腹いっぱい食べた、と思える量が“大盛”でした。
 
そう、エチオピアさんではルーの大盛は有りでも、ライスの大盛は不要だったのです。完全に忘れていました。
 
スパイシーなカリーは、やっぱり最高に美味しかったです。
カリーが運ばれてくる前に出てくる、茹でたジャガイモも美味しいですね。これがおかわり自由ってのも嬉しいです。
 
しかし完全に食べすぎ。
残すのも失礼なのでがんばって完食しましたが、夜まで全くお腹が減りませんでした。

And I Love Her

イメージ 1
A Hard Day’s Night  THE BEATLES(1964年7月発表)
 
ビートルズの楽曲の中でも、非常に多くカヴァーされている曲として有名なのが“And I Love Her”。
 
古い資料で恐縮ですが、1972年10月(解散から3年未満)までに、既に372曲のカヴァーバージョンがあったそうです。スゴイ数ですねぇ。
 
メリー・ウェルズ、コニー・フランシス、ザ・カウント・ベイシー・オーケストラ、チェット・アトキンス、ホセ・フェリシアーノ、サラ・ヴォーン、ジョージ・フェイム、ボビー・マノック、数え上げるとキリがありません。
 
この曲は、ポールが当時の恋人だったジェーン・アッシャーからインスピレーションを得て書いたと言われていますね。
 
I give her all my love that’s all I do
And if you saw my love you’d love her too
I love her
 
ぼくはただ、彼女にありったけの愛を捧げるだけ
君だってぼくの恋人を見たら、きっと恋してしまうはず
彼女を愛しているんだ
 
実は、わが社の社長の携帯電話、着メロがこの“And I Love Her”なのです。
以前から気になっていて、先日社長に「着メロの曲は・・・?」と聞いてみました。
 
答えは、
「いい曲だろ?俺はこの曲が好きなんだよ」
 
おっしゃる通り!
最高にいい曲ですよね。

とんかつ めぐろ

イメージ 1
めぐろ ヒレかつ定食 1,450円
 
南松本駅そばの『めぐろ』さんは、とんかつ専門店として昔から人気のお店です。
 
先日、久しぶりに食べに行ってきました。
 
カラッと揚がったキツネ色のコロモは、サクサクした歯ごたえ。ヒレ肉の肉汁を、上手く閉じ込めて揚げてあります。
 
ご飯とキャベツはおかわり自由。キャベツがなくなる頃を見計らって、店員さんが声をかけてくれるのはありがたいですね。炊きたてのご飯は、ツヤがあって実に美味しい。強火のガス釜で炊き上げているからでしょうね。
 
とんかつなのにサッパリしているのは、たぶんラードに植物油を合わせて使っているからなのではないかと思うのですが、どうでしょうか?

愛の戦士レインボーマン

イメージ 1
バンダイHGシリーズ レインボーダッシュ7~ダッシュ1
 
ようやく7体の化身(けしん)がコンプリート出来ましたので、記事が書けます。
 
♪インドの山奥で修行して ダイバ・ダッタの魂宿し・・・
というテーマソング、我々の年代の人間なら良くご存知のはず。
 
1972年(昭和47年)から1年間、NETテレビ(現テレビ朝日)をキー局に放送された『レインボーマン』。
 
私はちょうど小学校の5~6年生の頃でした。
 
1話でいきなり印パ戦争の戦場のシーンがあり、たくさんの人が死んでいくという場面がありました。それまでの変身ヒーローものとはどこか違うと感じていましたが、小学生の感覚では、それが何なのかまではわかりませんでした。
 
その後、ずいぶん後になってレンタルビデオで全話見直したとき、ようやくその理由が理解出来ました。
 
物語は、原作者の河内康範氏の世界観に根ざしていたのです。
 
自分の不注意から妹に怪我を負わせてしまい、その手術代を稼ぐために賭けプロレスに出たヤマトタケシは、さらに強くなりたい一心で、インドの山奥に住むというヨガの行者ダイバ・ダッタに弟子入りしようとインドに向かいます。
 
しかし印パ戦争真っ只中にあって、戦死した兵士を生き返らせ、戦いをやめさせることをひたすら続けるダイバ・ダッタの行いから人類愛に目覚めたヤマトタケシが、自らの後継者と確信したダイバ・ダッタからレインボーマンの技を伝授されます。
 
変身の呪文は「アノクタラサンミャクサンボダイ(阿耨多羅三藐三菩提)」という般若心経などで唱えられるお経の一節を3回。その後、いきなり英語になって「レインボーダッシュ○」となるところはご愛嬌ですが・・・。
 
太平洋戦争中、日本軍と日本人に家族を殺された事を恨み、日本人の抹殺を目指している謎の人物ミスターK率いる『死ね死ね団』の野望から日本人を守るために、レインボーマンは戦います。過去の悪行、確かにあった事でしょう。しかし、全ての日本人が悪いわけではない。無辜の民を守るため、ヤマトタケシはひとり戦う事になるのです。
 
河内氏は、いわゆる黄禍論を根底においた物語を書いたのですね。
 
他の変身ヒーロー物のように1話完結型ではなく、連続ドラマ仕立てでした。人間を発狂させる薬“キャッツアイ”を日本人全てに飲ませようとした『キャッツアイ』作戦は強烈な印象がありました。
 
謎の宗教団体『御多福会』が大量のニセ札をばら撒き、日本経済を破綻させようとした作戦もありました。・・・ほとんど子供向け番組のストーリーではありえないものでしたね。
 
正義の味方対悪の怪人という単純な構図ではなく、なぜ日本が狙われるのか、死ね死ね団がなぜ日本と日本人を恨むのか、そんな背景が理解できた時、ようやくレインボーマンの全容を知った
のです。
 
とにかく強烈な印象が残る『レインボーマン』。一回の記事では書ききれません。次回は、レインボーマンの術(と、その素敵なネーミング)について書いてみたいと思っています。
ギャラリー
  • トラバース経緯台
  • トラバース経緯台
  • トラバース経緯台
  • トラバース経緯台
  • トラバース経緯台
  • トラバース経緯台
  • トラバース経緯台
  • トラバース経緯台
  • トラバース経緯台
  • トラバース経緯台
  • しぐまさんきょうだい
  • しぐまさんきょうだい
  • しぐまさんきょうだい
  • 市街地からのポン・ブルックス彗星
  • ビーフン東
  • 本日の太陽面
最新コメント
記事検索
タグ絞り込み検索
管理人

matchiro

読者登録
LINE読者登録QRコード
アーカイブ
メッセージ

名前
メール
本文
QRコード
QRコード
  • ライブドアブログ