Across the Universe

天文ブログでスタートしたつもりが、いつの間にかB級グルメブログになり、さらにダラダラ日記に変化しつつあります。

2010年03月

星空日記

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星空日記 藤井旭著  1984年 河出書房新社刊
 
元々は新聞に連載していたものを、『星の手帖』の阿部編集長が単行本にまとめ上げたものです。
 
藤井氏の家の隣に住んでいるという設定の守田のおばちゃんや、近所の小学生圭一君といった一般人の目や、富岡啓行氏、岡田好之氏など白川天体観測所のメンバーの話などを通し、星や宇宙の事を時事ネタも絡めて、わかりやすい文章で紹介しています。
 
天文に興味がない人でも充分楽しめる内容ですし、ちょっと専門的な内容であっても、藤井氏独特の文体が難しさを感じさせません。
 
ネタバラシをしますと、私のブログ記事の中にも、実はこの本の内容を参考にさせてもらっているものもあるのです。
 
天文・宇宙夜話として、気楽な読書に最適です。既に絶版となっているようですから、探すなら古書店でしょう。

ホサナ

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ホサナ 煮干ラーメン 大盛900円
 
伊那市にあるファミリーレストラン『ホサナ』さん。伊那インターチェンジを下りて右折、大萱交差点を箕輪方面に右折してすぐにあります。
 
和洋中、メニューは豊富で、来ていたお客さんたちも色々なものを注文しています。
 
私はこちらの『煮干ラーメン』をオーダー。化学調味料不使用、煮干の旨味で自信ありとの事。
 
確かにスープは、思いっきり“煮干”です。美味い。まさに“飲める”スープでした。
 
麺は中太のちぢれ麺で、柔らかめでも歯ごたえがある麺でした。チャーシューは、柔らかい煮豚が2枚、適度に味がしみていて美味しかったです。
 
デフォルトで載っていると思った煮玉子が見当たりません?おやぁ?と思いましたが、まあ初めて来たお店ですし、もしかしたら勘違いかも知れないと思い、お店の人には聞きませんでした。
 
しかし900円という値段は、コストパフォーマンス的にはちょっと残念ですかねぇ。
 
さてお勘定の際に、「次回使える煮玉子券です」と言われて、小さなチケットを渡されました。実質100円引きというわけですが、私のように遠くから来ている人間からすれば、最初から入れておくか値引くか、どちらかが嬉しかったですね・・・。

X星人

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X星人(『怪獣大戦争』東宝映画より)
 
食玩です。
 
映画ネタで『怪獣大戦争』を紹介したところなので、その関連ネタをひとつ。
 
ゴジラとラドンを、X星で暴れているキングギドラ退治のために貸して欲しいという、よくわからない要求を地球人に伝えてきたX星人。
 
その対価として、癌の特効薬のデータを地球人に送ると言います。このフィギュアは、その特効薬データを持っているところ(左の人形)です。
 
これがどう見ても、金色に塗ったカポック(発泡スチロール)。もう少しお金をかけた小道具が出来なかったものか・・・。これを地球に持ち帰って開けてみると、なぜかプラスチックのリールに巻かれた6ミリの録音テープだったりします。世界標準どころか、宇宙標準仕様だったのですね(笑)。
 
彼らは、なぜか男性は黒い目隠しのようなものを装着していますが、素顔はみんな日本人ソックリ(笑)。地球人に成りすましている時は、ちゃんとスーツを着て、髪も七三に分けていたりします。
 
しかしX星人の女性は全員、水野久美さんの顔をしているのです。宇宙飛行士のグレン(ニック・アダムス)と富士(宝田明)が、その疑問をX星人統制官(土屋嘉男)に質すと、「君たちは、美しいものが好きではないのか?」と答えます。
・・・ごもっともです。
 
頭のてっぺんから伸びているアンテナは、脳波を直接コンピュータに送り、計算させたるものです。彼らは全ての行動を、コンピュータの計算結果で決定します。
 
彼らの弱点であるある種の音波、その正体は、鳥井哲男(久保明)が発明した女性用護身警報器“レディガード”が発する音でした。
 
彼らが怪獣をコントロールするのに使う電磁波を遮断するために作られた新兵器、Aサイクル光線車にもこの音波発生用スピーカーが取り付けられ、これを聞いたX星人たちは、もんどり打って苦しむのです。
 
統制官の名セリフ、「計算の修正はどうした?!地球基地!、地球基地!!」。これに伊福部昭氏作曲の怪獣大戦争マーチがかかる防衛軍総攻撃のシーンは、『怪獣大戦争』のハイライトです。
 
「我々は脱出する。未来に向かって脱出する!まだ見ぬ、未来に向かって・・・」。統制官の最後の言葉と同時に、X星人の円盤は自爆します。
 
統制官がいなくなったあとの、13番衛星に残された人たち、特に水野久美さんの顔をした女性たちは、いったいどうなってしまったのでしょうか?

理解不能

今日の新聞朝刊、ソニー・ピクチャーズエンターテインメントの15段広告が目を引きました。
 
『冬のソナタ』完全版DVDボックス発売延期のお知らせというヤツです。
 
すみません。私はいわゆる“韓流ドラマ”には、全然興味がありません。『冬ソナ』も、全く見た事がありませんが・・・。
 
つい最近のドラマのはずなのに、音楽著作者を特定できず、権利クリアが出来ないために発売延期??
 
??理解出来ない。
 
韓国には、我が国でいうところのJASRACのような団体が存在しないのでしょうか?テレビや映画、演劇などで音楽を使用する場合、著作権者への対価支払いとか、いったいどうなってるんでしょう?
 
さらに、ソニーが日本国内で著作権者の情報提供を求める事に、どれだけの効果があると考えているのでしょう?これも理解不能ですね。
 
もし発売元がオリジナル音源にこだわるとしたら、たぶん永久にDVD化は出来ないかも知れませんね。

怪獣大戦争

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怪獣大戦争 1965年東宝映画  デアゴスティーニ東宝特撮映画DVDコレクション
 
私がいちばん好きなゴジラ映画、それがこの『怪獣大戦争』です。
東宝お得意のゴジラシリーズに代表される怪獣ものと、『地球防衛軍』などの空想科学映画を見事に融合したストーリーで、当時の子供たちを夢中にさせました。
 
1966年の正月映画として公開され、同時上映は加山雄三主演の『エレキの若大将』でした。
 
なんと言っても、木星第13番衛星X星の宇宙人、X星人の統制官を演ずる土屋嘉男氏の演技が最高ですね。
目を黒いグラス(?)で覆って、顔が見えない役にもかかわらず、土屋自ら本多猪四郎監督に出演希望をしたという事です。普通なら、子供向けだのゲテものだのと俳優が嫌うジャンルの映画でしょうに、そこで彼は実に味のある演技を魅せてくれたのです。
 
水野久美さんのX星人のコスチュームがセクシーです。
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ニック・アダムスは、収録中に本気で「カミさんとは別れるから、結婚してくれ」と口説いて
いたそうです。
 
劇中、X星に連れて行かれたゴジラが、引力の弱さを利用して“シェー!”(漫画おそ松くんに登場するイヤミが驚いた時にするポーズ、当時子供たちに大流行していた)をします。それが『ゴジラの擬人化が始まり、以降子供向けの映画になってしまった』というような論評がされますが、当時これらの映画をいちばん楽しみにしていた子供たちが、それで喜んでいたわけですから、的が外れている気がします。
 
VHSの時代から、いったい何回見たことでしょう?100回は下らないのではないでしょうか。タイトルミュージックの、いわゆる“怪獣大戦争マーチ”伊福部映画音楽の最高傑作のひとつではないでしょうか。
 
この『怪獣大戦争』と『怪獣総進撃』、この路線の映画が、私の中ではベストオブ怪獣映画になっています。

ALL MY LOVING

ALL MY LOVING
 
Close your eyes and I'll kiss you
Tomorrow I'll miss you
Remember I'll always be true
And then while I'm away
I'll write home every day
And I'll send all my loving to you
 
I'll pretend that I'm kissing
The lips I am missing
And hope that my dreams will come true
And then while I'm away
I'll write home every day
And I'll send all my loving to you
 
All my loving, I will send to you
All my loving, darling, I'll be true
 
Close your eyes and I'll kiss you
Tomorrow I'll miss you
Remember I'll always be true
And then while I'm away
I'll write home every day
And I'll send all my loving to you
 
All my loving, I will send to you
All my loving, darling I'll be true
All my loving, all my loving
All my loving, I will send to you
 
ジョンが弾く3連譜のサイドギター。手元も見ずに、黒いリッケンバッカー425をかき鳴らすジョンの姿が目に浮かぶようです。

実際に弾いてみると、これが案外難しいんですよね・・・。ジョンのようにカッコよくいかない。
 
しかし、ある程度酔っ払ってから弾くと、自分的には上手く弾けている気がするのです。先日もかなり酔ってから歌いに行ったのですが、同席していた他のお客さんがAll my lovingを歌うと言うので、私がサイドギターを担当しました。
 
手が動くんですよ、酔うと。
And I'll send all my lovin' to youのところで、タタタ タタタ タタタ タタタ タタタ!と決まる。酒ってのは偉大な飲み物ですねぇ。

草笛の盛りそば

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信州信濃の蕎麦街道本舗 草笛総本店 盛りそば  630円
 
東北信にお住まいの皆さんにはお馴染みのお蕎麦屋さん『草笛』。小諸、佐久、上田、長野にお店を構えていますね。
 
とにかく量がスゴイ。写真の盛りそばは並盛ですが、普通のお店の大盛以上、ひょっとすると3人前くらいの量があります。
 
ざるに盛って出すと、お客さんが食べ終わる前に蕎麦が乾いてしまうので、このように桶に入れて出してくれます。
 
今回食べに行ったのは、小諸懐古園入り口にある草笛総本店です。母の実家が小諸市の南町なので、懐古園は子供の頃から良く行った場所です。お店は観光駐車場のすぐ脇にあります。
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こちらのお蕎麦は、いわゆる七割蕎麦。以前、中村社長にお話を伺った時、蕎麦粉に含まれるカリウムを多く摂り過ぎると胸やけがするのだそうで、蕎麦粉七割くらいがいちばん食べやすいとの事。蕎麦好きで有名な初代小諸藩主仙石秀久公が好んだのも、この七割蕎麦だったそうです。
 
仙石家は代々蕎麦好きのお殿様だったようで、真田氏が松代に移封された後に上田藩主となった仙石忠政も小諸から蕎麦職人を連れてきたそうですし、子孫の政明が但馬出石藩に移封された時もまた、上田から蕎麦職人を連れて行ったそうです。出石にも『皿そば』という名物がありますね。
 
さて、草笛さんをはじめ、長野県産蕎麦粉を中心に使用する蕎麦屋さんのグループでは、『信州そば切りの店』という看板を出しています。
 
草笛さんは、自社で使用する蕎麦粉の多くを東御市にある蕎麦畑で自家栽培しています。せっかく信州に来て、名物信州蕎麦を食べるお客さんに対して、実は蕎麦粉は輸入ですでは、あまりに申し訳ないという気持ちからスタートしたそうです。
 
安くて美味しくて、しかもお腹いっぱい蕎麦を食べられるのですから、これはもう最高です。ZAGAT長野版人気1位の実績はだてじゃありませんよ。
 
さて、初めて草笛さんでお蕎麦を食べようとする皆さんに、ひと言ご注意を。
いきなり大盛はやめておいたほうが良いです。まず並から、まあ何度も行けない人なら中盛にしておきましょう。
 
私はかなり大食いの方ですが、こちらでは並盛にかき揚げ(180円)で充分満腹になれます。

今日の新聞記事の !

今日の朝日新聞の記事で、目を引いたものをひとつご紹介します。
 
創業・設立から100年を超える企業は、日本国内にどのくらいあるのか・・・。帝国データバンクのデータベースに収められている営利法人1,188,474社中、百年企業は1.6%の19,518社もあるのだそうです(2008年時点)。
 
これも想像以上に多いなぁ、という感想ですが・・・、
200年以上で938社、300年以上でも435社もあるんだそうですよ!
 
業種では、清酒製造、酒小売、呉服・服地小売が上位を占めており、中でも清酒、醤油、味噌などの、いわゆる醸造業が多いそうです。これはなんとなくイメージできますね。最古の蔵元は、茨城県笠間市にある須藤本家というところだそうです。
 
さて、全業種で日本最古の企業というと、
 
なんと創業が西暦578年!!
聖徳太子が百済から招聘した宮大工の一人が創業し、大阪四天王寺の建立・改築に携わったという、金剛組という建設会社だそうです。
 
今年で創業1,432年目!
おそらく世界最古の企業だとか。・・・なにせ聖徳太子の時代からですからねー。
 
よくぞここまで続いてきたものですね。バブル崩壊の時、経営危機に陥ったそうですが、同業他社の支援を受けて経営再建中との事です。
 
ひと口に「長い歴史」なんていいますけど、大化の改新・建武の新政から戦国時代、明治維新と、日本の歴史の殆どをくぐり抜けて来ているのですから、これはもう驚きとしか言いようがありません。
 
すみません。今日はなぜか、この記事に猛烈に感動してしまったので、つい書いてしまいました。
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