Across the Universe

天文ブログでスタートしたつもりが、いつの間にかB級グルメブログになり、さらにダラダラ日記に変化しつつあります。

2009年06月

イタリアン!!!

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イタリアン焼きそば  セブン-イレブン 298円

いやー、本当に驚きました!!

5月24日の記事で、新潟のB級グルメ『イタリアン』の話を書きましたが・・・、まさかそのイタリアンを、松本で食べられるとは!!

ブログを読んだ知人が、「そういえば、イタリアンって焼きそばを、セブンで売ってたのを見たよ」というわけです。
「えぇー?まさかそんな?」と思いながら、セブン-イレブンに行ってみると・・・、ありました!その名も『イタリアン焼きそば』。

新潟県のB級グルメという紹介付きです。

早速購入して製造者を見ると、なんと松本市内の業者製でした。

さて味ですが・・・、

まあ、こういうのも『あり』かなぁ?って感じでしょうかねぇ。。。ミートソースの酸味が利いて、そこそこ美味しく食べられます。かなり太目の焼きそばには、モヤシが少々入っているだけで、あとはミートソースのみ。シンプルな見た目通りの味でした。麺は、他ではあまり見ないほどの太麺で、これはたぶん、新潟のイタリアンで使用されているものと同じなのではないかと思われます。

やはり食事というよりは、ビールのつまみの方が良い感じです。実際、ビールをたくさん飲んでしまいました。

たぶん、地域限定・時期限定の商品でしょうね。見かけたらぜひお試しを。

ハートカクテル

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『ハートカクテル』 わたせせいぞう 作・画  1983年モーニングコミックス

初めて見た時のインパクトが大きかったマンガのひとつ、『ハートカクテル』。オールカラーで1話4ページ完結。登場人物は、男女全てがトラッドでアイビーな服装で、内容は常に『友情』と『純愛』。

“オシャレな”という形容詞がピタリ。

特に女性の服装がステキでした。
少なくとも当時、私の周りには、こんなオシャレな服装をした女性はいませんでした。

同じ装丁の『チョーク色のピープル』、『僕のオールディーズはオールカラー』という作品も持っていますが、それぞれの作品とも映像化されました。

『ハートカクテル』は、フュージョン系の音楽をBGMに、短編アニメーションとして放映されました。殆ど動きのない(というか、原画をメインに使用した)アニメでしたが、とても洒落た番組でしたね。

マンガのキャラクターから服装を勉強する、という、他の作品では考えられない読み方が出来たマンガでした。

わいち

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つけ麺 780円

長野市、南石堂町駐車場横の『わいち』は、つけ麺が美味しいお店です。私の中でつけ麺ベストワンは、以前にも書いた目白『丸長』なのですが、こちらのつけ麺も、甲乙付け難いくらい好物です。

ご主人は、東池袋『大勝軒』で修行を積まれた方だそうで、お店には“東池袋大勝軒公認会員証09-06”という看板が掲げられています。

こちらのつけ麺は、大勝軒風のちょいと酸味の利いた濃い目のスープで、太麺が上手くスープに絡みつき、完成された味わいです。

今回はシンプルなつけ麺を頂きましたが、黒コショウがピリッと利いた、やさいつけ麺とチャーシューやさいつけ麺も実に美味いのです。

一緒に行った知人は、新メニューのカレーつけ麺をオーダーしました。

スープをちょっと頂いたのですが、最近メニューに追加されたライスを一緒にオーダーし、麺を食べた後に、ライスに残りスープをかけて頂く(もしくはスープにライスを入れる)という作戦も良さそうです。

こちらのお店でいつも悩ましいのは、麺の量が並ではちょっと物足りず、大盛では多すぎるという事なのです。

出来れば『中盛』ってのを作って欲しいところなのですが・・・。

けっこうショックなニュース

ファラ・フォーセットさんが亡くなった。

高校生の頃見た“チャーリーズ・エンジェル”。
その第1シーズンに出演していた、当時はファラ・フォーセット・メジャースさん。ブロンドのゴージャスなヘアスタイル、健康的な笑顔、ナイスバディ・・・。
大好きでした。

彼女が末期がんだったことは、つい数日前に知りました。
リー・メジャース氏と離婚した後、ライアン・オニール氏との間に子供をもうけていたとの事。そのオニール氏の再三にわたるプロポーズを、数日前に彼女が受けたというニュースを聞いたところでした。

まだ62歳、いや正直62歳にもなるんですね・・・。“チャーリーズ~”に出演していた1976~77年、20代後半だったわけだから、当然ですが・・・。

マイケル・ジャクソン氏も亡くなりましたね・・・。
彼はまだ、ビートルズ楽曲の版権(?)を持っていたんでしたっけ??

ご冥福をお祈りします。合掌

若大将

NHK総合で22:00~『タビうた』、加山雄三さんの特集でした。
相変わらずカッコいいですね。

幼少期、歌といえば、毎週日曜日の『ロッテ歌のアルバム』、そう、玉置宏さんの「お口の恋人ロッテ提供~」「一週間のご無沙汰でした、玉置宏です』の名調子で有名な番組、それに毎週月~金曜日朝7:20~放送の『ヤング720(セブンツーオー)』の2番組。

映画で言えば、東宝チャンピオンまつりでゴジラの相方映画だった『若大将シリーズ』。

私がギターを弾こうと思ったきっかけは、まさにヤング720で見るグループサウンズと、若大将シリーズの加山雄三さんのカッコよさからでした。

特に、加山雄三さんの『エレキの若大将』は、非常に強いインパクトがありました。大学に進学しなくてはならないと、自分が意識したのも、たぶん若大将シリーズの映画を見たからだと思います。

京南大学アメフト部のキャプテン田沼雄一(加山)が、青大将石山(田中邦衛)が起こした交通事故の賠償のために、バンドを組んでテレビ番組のエレキ合戦に出演し、見事勝ち抜いて賞金10万円を手にする、という話でした。

寺内タケシの『テケテケテケ』のギタープレイもカッコ良かったですが、アンプの電源が抜けてギターの音が出なくなった時に、雄一がやおら歌を歌い始める(『夜空の星』)のが、めちゃくちゃカッコ良かったのです。

5歳の頃だったと思いますが、木の切れ端にギターの絵を描いて、紐で首から提げながら、『夜空の星』を歌っていました。

今でも『エレキの若大将』や『アルプスの若大将』を見れば、「カッコいい!」と思います。再来年、芸能生活50周年を迎える加山雄三さんは、やっぱり永遠の若大将です。

ふと、今思い出しました。
ホイチョイ・プロダクションが著した、たぶん『見栄講座』だったと思いますが、、、
『アルプスの若大将』の中で、田沼雄一が言うセリフに「山に来て変な事をするやつは、僕が許さないぞ」というのがありました。

そうなると当時(80年代後半)、スキー場に来ていた男の90%以上は許してもらえなかったですね(笑)。悪い事をしたいがために、スキー場に行っていたわけですから。

エレキを弾くのは『不良』と言われた60年代。
異常に健全な雰囲気の田沼雄一(加山)が、エレキを弾くから不良ってものじゃないって事を大人たちに理解させたような、そんな功績があったと思われます。

テスコのエレキ、目いっぱい60年代しているデザインでした(因みに、レコードジャケットで加山雄三さんが持っていたのは、ヤマハのギターでした。大人の世界を垣間見た気がします)。

苺畑の午前五時

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『苺畑の午前五時』 松村雄策 著  1987年筑摩書房刊

少年が愛したもの 少年が愛せなかったもの 60年代のざわめきと 甘くて苦い失意を描く 書き下ろし長編小説(帯より)

松村雄策氏といえば、雑誌“Rockin’ on”を中心に活躍する音楽評論家(という説明で正しいのでしょうか?)です。
ここ20年近くRockin’ onを読んでいないのですが、以前は渋谷陽一氏と松村氏の音楽時評対談である『渋松対談』を読むためだけに購読していた時期がありました。

この『苺畑の午前五時』は、松村氏が60年代(ビートルズの時代)へのオマージュと自身のノスタルジーから著した小説と言えるのでしょう。

主人公である坂口亮二は、実は松村氏本人なのかも知れません。

亮二少年が中学生の時にビートルズの音楽と出会い、高校を退学になってアルバイトをしながらバンドを始める、ちょうどポール・マッカートニーがビートルズを脱退して彼の少年時代が終わりを告げる・・・。
その中に、初恋や友人との別れ、恋人との初めての体験、父親の死などのエピソードがちりばめられています。

亮二少年が、どういう理由で気持ちが移ろいでいったのか、そういう説明はありません。多感な少年期は、そんな説明がつかないものなのだということでしょう。プロの小説家であれば、その脈絡を重視するのでしょうが、そんな事はお構いなしってところが痛快です。

私よりちょうど10歳年上の世代になるわけですが、東京の高校生というのは、やっぱり私が小学生の頃思っていた通りに、田舎では考えられないくらい『進んで』いたんだと感じます。

きれいなものと汚いものが混在していた60年代、確かにその時代の『におい』を感じる事が出来る、生き生きとした人間描写が素晴らしい。何が不満なのか、それすらわからないことのもどかしさ、そんな少年の心の中は、自分の高校時代を振り返った時に初めて気がつくものなのでしょうか。

久々に読み返してみて、何故かちょっと寂しい気持ちになりました。

帰らざる時の物語

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『帰らざる時の物語』 作・画:松本零士 秋田書店刊

松本零士氏が得意とする、時間軸を使ったSF短編マンガ集です。
プレイコミックに掲載されたものが多いので、アダルトなシーンもあります。

金星が地球の未来の姿であり、金星と地球の間には『沈黙圏』といわれる場所が存在していて、そこは実は時間軸がズレを起こす場所である、という『金星の死の都』という話は、伏線を張った先に訪れる結末を、なんとなく予測させてしまいます。

『ラムホリンクス(翼手龍)の墓場』『さらば三騎竜(トリケラトプス)』など、恐竜や古代生物と人間(あるときは原始人)をかかわらせた物語もいくつかあります。

氏の描く若い女性は美しいです(みんな同じ顔ですが)。他の女性といえば、たいていは下宿のおばさんと、かんざしをさしたばあさんしか出てきませんけど。

文字から何から全てが反転してしまう『反転世界』というのも面白い。表裏一体のもうひとつの世界があり、何かの拍子にその反転した側に落ちてしまう主人公の話です。セリフまで全部反転していますから、ネームを入れたアシスタント氏も、かなり大変だった事でしょう。

裏返しの活字ってのは、どうやったのでしょう?

P-2型赤道儀

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高橋製作所 P-2型赤道儀

中学生の頃、私の周りには星好きな友人が何人かいました。
S君はミザールのニューアポロ型68mm屈折赤道儀を持っていて、これはなかなか良く見えました。ニューアポロといえば、当時の天文少年憧れの望遠鏡でしたね。
A君はエイコーの90mm反射経緯台を持っていました。仲間内では最大口径でした。私は前述の通りスリービーチの60mm屈折赤道儀ですから、全く太刀打ち出来ません。3台並べて、見え方の違いなどを比較しあったものです。

そんな頃、幼馴染のY君がタカハシのTS式65mm屈折赤道儀P型を購入したのです。毎月『月刊天文ガイド』をしっかりと読んで、情報収集をした結果選んだ望遠鏡でした。

触らせてもらってビックリ。それまで見たことがあった望遠鏡のどれよりも肉厚な鏡筒、接眼部のスムーズな動き、ガッチリして全くガタつかない精密な赤道儀。桜材の木目も美しい三脚・・・。
全てがキャリーバッグの中にすっぽりと納まるコンパクトなサイズでありながら、光学性能も高い3枚玉セミ・アポクロマートレンズを装備した、当時の高性能機でした。

更に極軸望遠鏡を装備して、赤道儀の極軸合わせが簡単に出来、その頃主流だった手動ガイド撮影にも最適。赤緯微動も非常にスムーズでしたね。

実際にニューアポロ型と比べて見ると、アイピースがオルソであったこともあるのでしょうが、完全にP型の方が色収差も少なく、あらゆる対象が良く見えました。

その後私はTS式80mm屈折赤道儀を購入するわけですが、コンパクトで高精度なP型に対する憧れは、ずっと持ち続けていたのです。

今から20年近く前、諏訪に住み始めた頃、ひょんな事から天文熱が再燃しました(このエピソードは、またいずれ)。

当時、既に赤経赤緯の両軸を電動で操作出来る赤道儀が主流でしたが、ある時65mm鏡筒が付いたP-2型赤道儀の中古を見つけました。色は高橋の歴史上でも頑丈な塗装のメタリックグレー。ちょっと値が張りましたが、エイヤッで購入。モータードライブはHD-4を購入し、三脚は常に組み立てたまま車のトランクに。天気が良ければ、仕事帰りに即、原村方面へ撮影に出動しました。

とにかく精度が高い。銀塩なら200mm程度までの望遠レンズで、30分程度のノータッチガイドが可能でした。

その後タカハシ90S赤道儀を入手して、メインがそちらになってからは、あまり活躍の機会がありませんでした。しかし2001年のしし座流星群大出現の折には、転勤先の東京から原村まで遠征した時、晴れ間を探して車で移動する際にも、組み立てたままでいけてしまうコンパクトさで大活躍しました。

このところは実家の隅で、ホコリをかぶっている事が多くなってしまいました。モータードライブのコントローラーが故障し、先日修理に出したのですが、しっかり直って戻って来ました。

このまままた格納箱に仕舞い込んでしまうのも可愛そうですから、たまには使ってやらなくては、と思っているところです。
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