いよいよ明後日に迫った皆既月食&天王星食ですが、今年最大の天文ショーとも言える現象ですね。
しかし平日の夕方から始まるというのは、勤め人にはなかなか厳しいものがあります。自宅は東天の視界が悪く、電線などを避けていると高度60°くらいになってしまいます。車に機材一式を積み込んでおいて、終業後に撮影場所に出掛ける作戦も考えましたが、今回は実家の庭で撮影することにしました。
撮影するための鏡筒を何にするか、いろいろ考えてみたのですが、どうせシーイングも良くないだろうとの判断で80ミリ屈折を使用することに決めました。1977年製のTS式80ミリ屈折赤道儀です。架台も鏡筒も完全オリジナルの状態で、ずっと使って来たものです。当時の望遠鏡としたら接眼部が非常に頑丈で、デジタル一眼レフの接続にも全く不安がありません。
金曜日夜に設置し、懐かしのポラーファインダーを使用して極軸を合わせました。直焦点で月を狙う程度なら、全く問題はないはずです。
カメラの接続にはBORGのアダプター類を使用します。接眼部の43ミリP0.75ネジを57ミリに変換し、カメラ回転装置を介してマウントホルダーM、そしてカメラマウントという組み合わせです。BORGのパーツ類は長年集めてきたこともあり、大概の望遠鏡にカメラなどを接続できるようになっています。
今回は1,200ミリの直焦点にEOS Kiss X7iを付けて、部分食後半から皆既終了くらいまでを撮影したいと考えています。天王星は9日に衝を迎えるところでかなり明るく見えるでしょうから、露出が難しいかも知れません。まあ、皆既月食に露出を合わせ、露出がオーバーしてもニュートン式のようにスパイダーの光条も出ませんから、何とか見られるようになるのでは?との目論見です。
後は天候、ですね。
しかし平日の夕方から始まるというのは、勤め人にはなかなか厳しいものがあります。自宅は東天の視界が悪く、電線などを避けていると高度60°くらいになってしまいます。車に機材一式を積み込んでおいて、終業後に撮影場所に出掛ける作戦も考えましたが、今回は実家の庭で撮影することにしました。
撮影するための鏡筒を何にするか、いろいろ考えてみたのですが、どうせシーイングも良くないだろうとの判断で80ミリ屈折を使用することに決めました。1977年製のTS式80ミリ屈折赤道儀です。架台も鏡筒も完全オリジナルの状態で、ずっと使って来たものです。当時の望遠鏡としたら接眼部が非常に頑丈で、デジタル一眼レフの接続にも全く不安がありません。
金曜日夜に設置し、懐かしのポラーファインダーを使用して極軸を合わせました。直焦点で月を狙う程度なら、全く問題はないはずです。
カメラの接続にはBORGのアダプター類を使用します。接眼部の43ミリP0.75ネジを57ミリに変換し、カメラ回転装置を介してマウントホルダーM、そしてカメラマウントという組み合わせです。BORGのパーツ類は長年集めてきたこともあり、大概の望遠鏡にカメラなどを接続できるようになっています。
今回は1,200ミリの直焦点にEOS Kiss X7iを付けて、部分食後半から皆既終了くらいまでを撮影したいと考えています。天王星は9日に衝を迎えるところでかなり明るく見えるでしょうから、露出が難しいかも知れません。まあ、皆既月食に露出を合わせ、露出がオーバーしてもニュートン式のようにスパイダーの光条も出ませんから、何とか見られるようになるのでは?との目論見です。
後は天候、ですね。