昨年のこの時期に、買おうと思いながら買わずじまいだったものを2つ買いました。
まずはデザートブーツ。
学生時代からリーガル製のデザートブーツ(略してデザブなんて言いましたね)を愛用していて、30代前半まで10年以上履いていました。確か初詣に行ったとき、雪解けのぬかるみでぐちゃぐちゃになり、ついに履けなくなりました。
そんなわけで30年ぶりの購入です。デザートブーツと言えば本家クラークス製にとどめを刺すわけですが、私たちが学生だった頃は、確か1足3万円近かったと思います。さすがにその値段では買えないため、リーガルでガマンしていたわけです。しかし今やクラークスも1万円台半ばで買えるようになりました。円高の恩恵でしょうか?
でもまあ、シーズン中そう何日も履くわけではないですし、どうしようか?と悩んで、結局昨シーズンは買わずに済ませてしまったのでした。
先日、買い物ついでにABCマートに立ち寄ると、なんとホーキンスのデザートブーツが5千円切りの価格でバーゲン中です。こりゃ安い!でもどうせ、ちょうどのサイズは無いんだろうなと思いつつ店員さんに声を掛けると、「全サイズありますよ」との事。あれま、それじゃあ買うしかないか、という事でお買い上げとなりました。
このタイプは踵がパクパクしますから、ちょいキツ目のサイズで25.5cmを選びました。早速防水スプレーをかけて、今日から慣らし履き中です。リーガルに比べると幅が狭めですが、皮の厚さもあり、造りはシッカリしています。10年持つかどうかはわかりませんが・・・。
もうひとつはシャツ。
秋冬モノの定番ではありますが、ビエラ地のタッタソール柄ボタンダウンシャツです。あまりにド定番過ぎて、これまた久々の購入です。先日、ユンディ・リのピアノリサイタルのために上京した際、八重洲地下街のKENT HOUSEで購入しました。
ところで、ディスプレイされたスーツやジャケットが、殆どトラッド定番のデザインになってきています。スーツなどⅠ型の3ツ釦段返りが中心で、どうやらIVY、トラッドのリバイバルが本格化してきているようです。しばらく前まで、コンチネンタルが中心だったKENT HOUSEがこうなのですから。