信州といえば「蕎麦」です。
とは言え、地元の蕎麦屋さんの多くは地粉で蕎麦を打つだけの量をまかなえず、国内産地各地の蕎麦粉を使っていることがほとんどです。こだわりのお店の中には「信州産蕎麦粉100%使用」を謳うところもあるのですが、私の場合はそこまでのこだわりは無く、美味くて満腹になれればいいやというタイプです。

私の住む上田市や長野市、県の北東部では、だいたいどちらの蕎麦屋さんでも量が多いのが特徴です。もともと寒冷地で米の収穫量が少なく、雑穀を使っておやきや蕎麦などを主食にもしていた土地柄なせいか、お客さんへの最大のおもてなしは「量」でということになったのかな?と思っています。

上田市内でも有名な「刀屋」さん。池波正太郎氏が真田太平記を書くときに何度も訪れ、氏の著書にも登場する名店です。そんな理由からか観光客も多く訪れるわけですが、お客さんが「大盛ください」というと、店員さんが「かなり多いですけど大丈夫ですか?普通を食べてみて、食べ切れたらお足ししますよ」と答えていたりします。

もりそばやざるそばの量は4種類、小盛・中盛・普通・大盛と順番に量が増え、中盛が普通のお店の大盛の量です。私はいつも普通を食べるのですが、それがこちらの量です。太打ちの田舎蕎麦というビジュアルですね。

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若いころは大盛もいけましたが、今や無理。そのうちに中盛でちょうどよくなるのでしょう。

市内でもう1店、お気に入りの蕎麦屋さんがあります。上田駅近くの住宅街の中にひっそりとある「更科」さんです。

こちらはメニューには並と大盛しか載っていないのですが、私は中盛でお願いしています。ご主人も心得てくれていて、座ると「いつもと同じでいいかい?」と中盛を出してくれます。さらにサービスでそば切りの端っこの耳を一緒に入れてくれることもあります。薬味も量が多く、蕎麦湯を飲むときまで充分です。

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刀屋さんの蕎麦は硬めで食べごたえがあるのですが、更科さんの蕎麦はちょうど好みの硬さです。啜れるか啜れないかの違いと言っても良いかも知れません。

週に1回は昼食に蕎麦を食べます。LDLコレステロール値を下げるべく、食事にも気を遣っているのですが、蕎麦を食ってりゃ大丈夫!と主治医からも言われています。