昨日までの天気予報で殆ど見込みがなさそうだと諦めていた部分日食ですが、朝起きてみると薄雲がありますが、それでもなんとか太陽が見えそうな状況でした。

こりゃいかん、全く準備していない!と焦りつつ、MT160に同架している65P型にカメラを接続するBORGの接続リングを探すものの見つかりません。欠け始めの時刻が近づき、これ以上探すのは無駄と判断、正月明けに実家から持ち出したビクセンED80S鏡筒を載せ換えました。この場合2インチ接眼部に直接スリーブ経由のカメラマウントでEOSを取り付けられるので、このシステムで撮影を開始しました。

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しかし雲は薄くなったり濃くなったりをくりかえしていて、全く途切れることがありません。太陽撮影時の露出はスポット測光で、常に+1補正と決めています。雲が厚くなると露出時間を延ばし、薄くなるとシャッタースピードを早めるという繰り返しでの撮影となりました。

とにかく寒くて風が強く、観測所の中でなかったら、たぶんブレがひどくて上手くは撮れなかったと思います。

食分最大の頃の写真を1枚アップします。けっこう濃い雲越しなので、寝ぼけたような写りです。

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2019年1月6日10:05 Vixen ED80S(D80mm FL720mm)直焦点
Canon EOS Kiss X3 ISO200 Tv1/200 ノートリミング バーダーアストロソーラーフィルター使用