いや、呼吸はしています(笑)

私の知人の星好きに、機材を買っては手放し、また買っては手放すというのを繰り返し、手元にはいつもわずかの望遠鏡しか置いていないという人がいます。彼を私は「呼吸する人」と呼んでいるのですが、つまり吸い込む(機材を買う)次に吐き出す(売りに出す)ということを繰り返しているわけです。

これはこれで、極めて健康的(場所塞ぎにもならず、使わない物がない)なわけですが、結局常に損をするわけで(買うより売るほうが当然安くなっちゃいますからね)、なかなか真似は出来ません。

私の場合、機材好きなうえに手元に置いたもの全てに愛着が湧いてしまい、手放すことがなかなか出来なくなってしまうのです。フィルムカメラなど、未来永劫使いそうにないものまでみんな死蔵しています。

しかしながら、ここにきて吐き出す動作も必要だと感じています。

なぜなら、単身赴任を終えて戻った自宅が、すでに飽和状態になってしまったからです。自宅だけでなく、実家の一部屋も機材で埋まってしまい、さすがにこれはまずいと…。

使っていない周辺機器もけっこうあります。タカハシのハンドコントローラーTHCや、ASIのCMOSカメラ、バローレンズも数本、カメラアダプターもいくつかありますね。双眼鏡も、あんなに本数は必要ありませんし。

いや、赤道儀だってほとんど使わない物も多く、コレクションにしておくのはもったいないなあとも思います。筒も何本かは放出して、どなたかに使ってもらうほうがいいでしょうね。

ここは一念発起して、一気に機材を減らそうかと。

お察しの方もいらっしゃるかも知れませんが、実は資金を捻出して入手したい物が出来てしまったのでした。

それは何か?…今はまだ言えません(爆!)。