古い写真です。

1990年ですから今から26年前になります。学生時代から、スプリンター、カローラ・ハードトップ、カローラ・セダン、カリーナ・ハードトップ、初代ビスタとトヨタの中古車ばかり5台乗り継いで、6台目にして初めて新車を購入しました。

それがこの2代目ビスタ2000VR 4WDでした。

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初めての四輪駆動車であったのですが、それは当時ハマっていたスキーに行くためでした。それまでのFFと比べ、雪道での操縦安定性が比較にならないくらい良く、以来ずっと4WD車を乗り継ぐ事になりました。志賀高原へ続く上り道も下りのカーブも、非常に安定して走る事が出来ましたね。上り坂は、FRの車でも後部に重みをつければけっこう簡単に上がるのですが、簡単にスピンしてしまいます。FF車は下りが怖いのです。雑なブレーキ操作をすると、後輪が滑ってしまうのです。当時はまだABS(アンチロック・ブレーキ・システム)を装備した車が少なかったので、雪道は怖かったです。

ビスタVR 4WDは、ビスカス・カップリング式4WDシステムに4速ATを組み合わせたもので、コーナリングもスムーズでしたし、ABS付きで凍結路や雪道でも安定した走りが出来ました。

スタイリングは、当時の流行で屋根が非常に低く、マークⅡやカリーナEDなど、同じイメージのスタイルでした。色はとにかくピュア・ホワイトが流行でしたね。たぶんソアラの白からだと思うのですが、白い車が本当に多かったです。

さて、このビスタは結婚前に買った最後の車で、その後家族が増えるに従い、トランクルームの狭さが不便に感じる事が多くなりました。当時のトヨタ4WD車の多くが、プロペラシャフトとデファレンシャル・ギアを避け、トランクルーム下にガソリンタンクを吊り下げて装着していた上、テンパータイヤもトランク底に置かれていたのです。当時のサイズのゴルフバッグでも2個載せるのがギリギリでした。

小さな子供を乗せて移動する際には、とにかく荷物が多くなります。2人目の子供が生まれた時、この車からスバル レガシィ・ツーリングワゴン(2代目)に乗り換える事になるのでした。