何だか似たようなタイトルが続きますが…。

私の自宅は、上田駅から東南に直線で1.5kmほどしか離れていないところにあります。西側にあるマンションの駐車場には、煌々と水銀灯が点り、さらに国道に立ち並ぶお店の看板照明が輝いています。

そして、いつの間にか住宅地周辺の街路灯が、なんとLED照明に変わっていました。これがまた異常に明るいのです。庭の観測室のスリットにも光が入り、説明書などもそのまま読めるような状況になってしまいました。

これはもう、自宅で撮影出来るのは月と惑星くらいかなあと思っていたのですが、昨夜は非常に空が澄んだ状況だったので、珍しく直焦点で星雲星団の撮影でも…なんて気になってしまいました。

観測室入り口のカギを開けるのも、懐中電灯の必要がなくて便利になりました(爆)。それにしても気温が非常に低く、足元が非常に冷えます。スリッパでいるのは、かなり無理がありますが、他に履く物もないので、仕方なく靴下を2枚履きです。

MT-160にレデューサーを付け、焦点距離776ミリF4.8での撮影となると、さすがにオートガイダーを準備するほかありません。久しぶりにスマートガイダーの出番です。カメラのバッテリーはほぼ満充電だったと思っていたのですが、ライブビューでピント合わせ中にいきなり電池切れの警告が点灯orz、ACアダプターを取りに部屋に戻ります。暖かくてもう一度外に出る気力が無くなっていく感じでしたが、気合いを入れて外に出ます。

h-χの撮影でオートガイダーの動きを確認し、とりあえず馬頭星雲周辺などを狙ってみます。

例によってフラット画像も撮らず、コンポジットなどもしないだろうと気楽に数カット撮影してみました。スマートガイダーの動きを確認すると、どうもガイド補正が偏っているようです。撤収前に極軸合わせをしなくてはいけなそうだと感じました。

で、カラーバランスが思いっきり崩れた、画角もイマイチな出来の悪い写真ですが、馬頭星雲の淡い部分まで炙り出そうとしたら、まあこんな風になってしまいました。

イメージ 1
2016年1月9日21:42 MT-160+コレクター(FL776mm) Canon EOS Kiss X3ボディ ISO1600 露出300秒 EM200Temma2Jr LVIスマートガイダー使用

撮影後、極軸を調整し、早々に撤収。足の感覚が戻るまで、しばらくコタツから出られませんでした。