なんだか最近、飲み食いのジャンルの更新が少ないね。熱中症以降、身体に気を使っているの?なんて、拙ブログを読んで下さっている方からご心配を頂いてしまいました。いやいやご心配なく!私は特に変わりなく、飲んで食べておりますよ。

 

さて、いよいよ信州も朝夕の冷え込みが厳しくなって来ました。そうなると食べたくなるのが“ほうとう”です。武田軍に占領された土地には、やはりほうとうを食べる習慣が残ります。手打ちの太い煮込みうどんに南瓜が入るのがミソですが、これが案外苦手って人も多いですね。

 

茅野市街からビーナスラインに向かって左にある『三駒』、玄そばとほうとうの店と、大きな看板が出ています。でも実は私、ここでは麦とろ定食が好みです。山芋のとろろ汁を麦飯にかけるのですが、おかずはメザシと漬物。シンプル・イズ・ベスト、トラッドなジャパニーズ・フードって感じなのです。

 

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今回は豚肉ほうとうを頂きました。

 

長野の本社に出かけた時、久しぶりに『そば処小杉』須坂インター店に立ち寄りました。三番粉のみを挽いた雪のように白い更級そばと二番粉も混ざったそばの『雪あわせ』天ざるセット、ちょっとお値段は張りますが、いずれも蕎麦粉100%、しかも歯ごたえものど越しも良い、美味いそばです。


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下諏訪駅裏にある『泉屋食堂』、かれこれ25年も前になりますか、前の会社に勤務していた頃には時々行っていたお店でした。構えは新しくなっていましたが、ラーメンは相変わらず。案外動物系出汁がガツンと効いた、しかも脂も多めのがっつり系、ライスに良く合います。


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目下、いちばんのお気に入り。今住むアパートから徒歩2分、宗田鰹の出汁がウリの『扶桑』の中華そば。時々夕食を食べに行きます。当然、この前には生ビールと餃子があるわけですが(笑)。


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以前にも記事にしましたが、以前松本市にあったインドカリーのお店『シュプラ』。その秘伝の味を唯一継承するお店が代々木にあります。『ライオンシェア』という名のお店。先日、出張の際にお邪魔しました。今回はシュプラで1年修行をした、店主の吉野さんにお会いする事が出来、懐かしい話をさせて頂きました。

 

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特製ドライキーマのせライス+トマトとチキンのカリー(Aランチ)

 

やはり懐かしい味。ひとりで「美味いなあ」としみじみ食べました。

 

翌日、津田沼に仕事があり、錦糸町で半蔵門線に乗り換えるつもりでいたのですが、ちょうど時刻は正午前に。一駅手前の平井で下車しました。平井というのは、実は私が東京勤務時代に5年間住んでいた町なのです。この駅の北側に美味しい中華そばを食べさせるお店『やなか草』があります。葛西の名店『ちばきや』の姉妹店で、土日はけっこうお客が並ぶ人気店です。


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ここでは支那そば+麦めし。ラーメンスープをネギと刻みザーサイを薬味に載せた麦飯にたっぷりとかけ、雑炊のようにして頂くのが美味。


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諏訪から岡谷にかけては、鰻屋さんが非常に多いのです。そんな中のひとつ『ねばし』も国産鰻に拘った、美味しい鰻屋さんなのですが、私は昔からここのカツ丼が大好きでして…。


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若い頃、麻雀と言えばねばしのカツ丼を出前で頼んだものでした。店で食べるとカツの衣がサクサクで美味いし、出前で頼むと出汁がご飯に浸み込んでこれまた美味い。

 

そば通は温かいそばを食べないものだ、なんていう人もいるようですが、元々は温かいそばの方がポピュラーだったのです。どうせなら具がたっぷりのおかめ(八目)そば。上諏訪駅裏にある『秋月』、大盛はラーメン丼に入ってきます。


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最近、岡谷で評判の『麺ごころ祐庵』に初訪問。祐庵ラーメンを頂きました。鶏白湯に野菜ポタージュ、魚介系出汁が見事にマッチ、こりゃあ人気が出るのも頷けます。


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通い続けて四半世紀、唯一無二の味、『哈爾濱(ハルピン)』本店で限定メニューとして出されている、その名も『どハルピン』。ニンニク、唐辛子、信州味噌などを合わせて4年間熟成させた秘伝のタレを、豚骨スープで割っています。当然、麺は長浜ラーメンのように細いストレート麺。大盛ではなく、替え玉で頂きます。

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仕事で行った大町市八坂地区。平成の大合併前は八坂村と言われたところです。音楽家の喜多郎氏が移住した村として、また灰ころがし(へっころがし)おやきの村として、知る人ぞ知る場所。当然ながら蕎麦も美味い。標高950メートルの蕎麦畑で採れた地粉100%使用の田舎そば、『体験そば処八坂』で頂きました。

 

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まさに新そばの季節、香り立つ美味さ、最高でした。