前回の記事にも書いたビクセン・ポルタ経緯台。
リサイクル商品販売をする知人から、70ミリ屈折鏡筒付きでわずか1,000円で譲ってもらったものです。

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高度・方位ともイモネジ(丸穴部分)の締め具合を調整して、フリークランプで微動も使える方式を採用しています。筒をいろいろな方向に振り回しながら、どんどん対象を変えて見るのは便利ですが、前後バランスの悪い筒を載せたり、写真を撮影したりする際には、ちょっとした事で筒が動いてしまうので困ってしまいます。

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そこで、原村で入手したラチェット式クランプハンドル付きM8ネジを取り付けて、必要に応じて固定も出来るようにする事にしました。

作業は至極簡単。ポルタ付属のヘックスキーを使って上下左右のイモネジを外して、国際光器製のハンドル付きネジ(イベント価格で定価の半値、1本500円!)に交換するだけ。

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もちろん、その際にはグリスをタップリ塗り込んで、ある程度の粘性を持たせた方が不要な回転をしなくて便利です。午前中にホームセンターに行き、グリスを買って来ました。ウォームホイル・ギヤなどに使われる事が多い、二硫化モリブデン配合のグリスにしたのですが、よく考えたら、クランプにはもっと粘性の強い安いグリスで良かったのでした。

まあともかく、クランプに交換が済み、これで微動使用時にしっかりと固定も出来るようになりました。国際光器のクランプハンドルは、ラチェット式になっていて、引っ張って回すことにより、ハンドル位置を30°ずつ変更出来ます。これは便利ですね。

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さて、諏訪に戻る前に、車に積んでおきましょうか。