仕事がひと段落したこの週末、10日に代休を取った前日の9日(木)は上司に誘われてしまい、翌日が休みという気楽さもあって、しっかりと飲んでしまいました。電車を下りて空を見上げると、雲ひとつ無い快晴の空、しかも微光星も瞬かないくらいのシーイング!「あー!もったいない事をした!」と思ってもあとの祭り(笑)、ヨイヨイで家に戻りバタンキューでした。
 
10日(金)は午後から雲が広がり、夜にはベタ曇りになってしまいました。11日(土)は仕事でしたが、昼過ぎからはかなりの降雨となりました。夜半過ぎても天気は回復せず、結局諦めて布団に潜り込みました。
 
12日(日)は朝からいい天気。気温もぐんぐん上がり、日中は暑いくらいでした。日が暮れても雲ひとつ無い天気、これはもう星を見るしかありません。20時過ぎ頃から土星を眺めて見ると、そこそこ落ち着いたシーイングでした。撮影までする気はなかったのですが、まあ今シーズンまだ土星を撮影出来ていなかった事もあり、とりあえず準備をする事に。
 
ウェブカメラを取り付けてPCのモニターに映し出された土星を見ると、どうもピントが甘く感じます。おかしいな?と思いながらアイピースに差し替えて眼視で確認すると、明らかに先ほどよりもシーイングが悪化しています。高度は上がっているのに、どうやら気温の下降によって地表近くの空気の流れが激しくなっているようです。
 
しばらく待ってもシーイングが改善される様子も無く、結局拡大率を下げて無理やり撮影を済ませました。うーん、残念!
 
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2013年5月12日21:35 MT-160+3×バローレンズ ToUcam ProⅡ 557フレームをRegiStax5で合成 EM200Temma2Jr自動追尾
 
衝は過ぎましたが、まだまだ土星撮影の機会はあるはず。次回はもう少し良い画像を得たいものです。
 
そうそう、土星を撮影後、久々に極軸の再調整をしました。前回直焦点撮影をした時、赤緯側へのズレが少々気になっていたのですが、やはり若干のズレがありました。・・・というか、これは撮影前にやるべき作業でしたね・・・。