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粗挽き蕎麦 大盛1,200円(鴨つゆ300円) 石挽き蕎麦水舎(山形村)
 
以前記事にした、東筑摩郡山形村の唐沢集落『蕎麦ロード』ですが、今回は地元の人からも評価が高い『石挽き蕎麦 水舎』さんに行ってきました。
 
唐沢の入り口近くに蕎麦打ちをする場所があり、お店はいちばん奥に入ったところ、造りからして以前は民宿などの宿泊施設だったところを改装して使っているようです。

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玄関上には『弁天荘』という看板が掲げられていて、一瞬「店を間違えたか?」と思ってしまいましたが、暖簾に『水舎』と書かれていてひと安心しました。
 
こちらではいろいろな種類の蕎麦が用意されています。まずは『十割蕎麦』、蕎麦粉には地元産のものを使い、毎日石臼で挽いているとの事。蕎麦殻を多く含む粗挽き粉を使った『粗挽き蕎麦』さらに『八割蕎麦』、蕎麦の実の中心部分のみを使用した白っぽい『吟蕎麦』と、4種類の蕎麦があるのです。
 
お店の方にお勧めを聞くと、十割蕎麦か粗挽き蕎麦がお勧めとの事でした。正直、十割蕎麦のコシのなさが好きではないので、今回は粗挽き蕎麦をオーダーしました。鴨のつけ汁というメニューが300円で別にあり、鴨せいろというメニューが無いのも面白いです。温冷両方のつけ汁で蕎麦が楽しめるのもうれしいので、この鴨つゆも一緒にオーダーしました。
 
一緒に行った会社の部下は、八割蕎麦の特盛(並の2枚分)を頼んだので、お互い少しづつ食べてみようという話になりました。
 
さて、冷たい水でしっかりとしめた蕎麦は、実に引き締まっていて歯触りが良いです。しかし、前回の根橋屋さんの時と同じく、そばつゆが甘いというか薄いというか・・・、やはりちょっと独特です。鴨つゆは、厚切りの鴨肉が3枚入っていて、これはなかなかの美味でした。獣臭がちょっと強い気もしますが、これが無ければかなり寂しかった気がします。
 
粗挽き蕎麦と八割蕎麦、私はやっぱり八割の方が好きです。適度な硬さが「食っている」という気にさせてくれますね。次回は迷わず八割蕎麦大盛、鴨つゆのみ(冷たい汁抜きだと-100円)でいきます。