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白いレガッタ(Reggatta de Blanc) The Police  1979年
 
学生時代、群馬県に住んでいた私には、移動手段として車が必需品でした。
 
1980年12月に免許を取得してすぐ、先輩から3万円で譲ってもらったのが、1971年式のトヨタスプリンタークーペ1400でした。シルバーのボディはすでに“灰色”と化し、ド鉄のホイルに付いたタイヤのブランドはフェニックス(?)。しかもチューブ入りのタイヤでした。
 
夏、国道18号線を走行中に右前タイヤが突然バーストし、危うく対向車線に飛び込んでしまいそうになった事がありました。さすがにこれは危ない車だと思い、即買い換えたのが20万円の1975年式トヨタカローラハードトップ1200です。
 
スプリンターのカーオーディオは8トラック(今の若い人にはわからないかな?)が付いていたのですが、今回はカセットデッキを取り付けました。メーカーは知る人ぞ知る『ベルテック』。ホームセンターセキチュー(超ローカルネタ)で売っていた、まあ3流メーカー品です。
 
それでも車内で音楽が聴けるようになり、出掛ける時には山ほどカセットテープを車に積んで行ったものです。
 
その後カローラを友人に売り、今度は1974年式のトヨタカリーナハードトップ1600GTに乗り換えるのですが、その頃から東京に出掛ける事が増えました。家庭教師や自販機オペレーターでバイト代を稼ぎ、衣類などを、わざわざ東京まで車を運転して買いに行くわけです。
 
友人の多くは三鷹や武蔵境など、中央線沿線に住んでいました。関越をぶっ飛ばし、練馬まで行き、その後はチマチマと狭い道を南に進んでいくのです。駐車場として利用させてもらっていたICU(国際基督教大学)キャンパスまで、3時間弱かかったでしょうか。
 
お上りさんよろしく、勢いをつけて走らせる車中で良く聴いたのが、このTHE POLICEでした。スティング、アンディ・サマーズ、スチュアート・コープランドの3人が3人とも、天才的なアーティストでしたね。
 
アルバムタイトル曲“白いレガッタ”のギター・リフを、一生懸命コピーした事も懐かしい思い出です。
 
おっと、記事のタイトル『行くぜ!武蔵境』ですが・・・、
正確には、三鷹に車を置いて、武蔵境や吉祥寺へはバスで行ってましたねぇ・・・。武蔵境駅前のミスター・ドーナッツ、まだあるんでしょうか?