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ニコン7×50mmトロピカルIF HP

双眼鏡が好きです。

普段手元に置いてあるのは、以前に紹介したアストロ光学の7×50mmですが、自宅の居間にはなつかしのエイコー製8×30mmを置き、ドライブの際にはPENTAXタンクロー8×24mm UCF垢鮖?曾个靴泙后

星見には、主にこのニコン7×50mmトロピカルIFか、ビクセンアルティマ10×42mmを使用します。

ニコンには天文用として、フィールドフラットナーを装備した、7×50SPというタイプがありますが、さすがに高くて手が出ません。現在では定価\99,750-(!)ですから。

フラットナーは装備されていませんが、このトロピカルも視野最周辺部まで像質の大きな破綻はなく、実に気持ちの良い見え味です。さすがに船舶で使用されるプロフェッショナル仕様、非常に頑丈な造りと防水性能で、夜露に濡れてもなんの心配もありません。射出瞳の形状も、多くの中級双眼鏡にあるようなプリズムのケラレもなく、きれいな円形になっています。真面目に双眼鏡を造れば、結果としてこうなるという見本のようです。

本当はCFタイプのモデルが欲しかったのですが、ずいぶん前に生産が終了しています。通な選択とすると、ツァイス型のIFタイプだと旧日本海軍仕様でシブいのですが。今、状態が良い中古が出ても、ミリタリーコレクターと光学コレクター両方から引き合いが出て、めちゃくちゃ高値になってしまう事でしょう。

この双眼鏡は銀座スキヤカメラの店頭で、ケース無し中古\15,000-で出ていたものを購入したものです。ケースだけでもけっこう高いのですが、それにしても状態から見ても安い買い物でした。

私一人で使用するものですから、見口ゴムは固定式のツノ型に変更してあります。顔にしっかりと押し付けて、肘を締めて覗くと、ブレが少なくなって見易くなります。

ニコンの双眼鏡は、今や高級モデル以外は海外生産品が多くなっているようです。ニコンらしい、妥協のない製品作りを願いたいものですが、しかしまあちょっと価格が張り過ぎじゃないですかね・・・。

実はまだいくつか、ショボい双眼鏡を持っています。また小出しにご紹介していこうと思います。