2か月ほど前のこと。
ゴルフに行ったとき、グリーン上で下を見た際に、右目の視線のすぐ右にフィラメント状の黒いぼやけたモノが見えました。

ん?ゴミが入ったのか?と思いましたが、違和感はありません。昼食前にトイレで目を洗ってみましたが変化なし。午後には形状が少し変わってきた気がしました。

翌朝起きて見ると、フィラメント状だったものがドーナツ状に形が変化しています。こりゃ医者に行った方がいいだろうと思い、半日休みを取り眼科へ。症状を伝えて診察前の検査を受けました。眼圧に視力を測り、瞳孔を開く目薬を差して眼球内部の写真撮影をしました。しばらくして名前を呼ばれて診察室へ。先生の指示の通りに目を動かして眼球内を診てもらいました。

診断は「飛蚊症」。老化現象のひとつで、皮膚に出来るシミが眼球内に現れるものとの説明です。ただしそのシミが急に増えてくるようだと、他の重篤な眼病の可能性も有ると言われ、一週間後に再検査となりました。まあ、気にしないでいればそれほど心配はいらないとのこと。しかし望遠鏡で星を見るのが右目ですし、こりゃ困ったことになったぞとガッカリしてしまいました。

その夜晴れていたので、観測に支障があるのかどうか、ドキドキしながら望遠鏡で土星を眺めてみました。凝視した場合、視線とズレた位置にシミがあるため、ほとんど気にはならないことがわかりひと安心しました。

一週間後、その後一か月後の検査でも変化はないということで、次回は半年後でいいと言われました。毎日見慣れたせいか、当初ほど気にもならなくなり、今のところ特に支障なく生活出来ています。

それにしても、老化によって目だけでなく身体各所にガタが来ました。まあこれは仕方がありませんね。無病息災でずっと過ごせるわけにはいきません。病気と上手く付き合っていくしかないのでしょう。

何か気になることがあったら、まずは医者に行きましょう。医者と無縁の生活は自慢になりませんよ。