Across the Universe

天文ブログでスタートしたつもりが、いつの間にかB級グルメブログになり、さらにダラダラ日記に変化しつつあります。

2019年09月

増税前に…

10月1日から消費税率が上がりますね。
増税前の駆け込み需要を見込んでいた業界も多かったようですが、カードを使うことでの還元があったりで、ほぼ不発に終わったようですね。もっとも「増税前セール」みたいなことはやってはいけないことになっていたんでしょうか?詳しくは知りませんが、殆ど見かけませんでした。

そうは言っても、どうせ近いうちに買うんなら税率10%に上がる前の方がお得というもの。しばらく前から考えていたパーツを思い切って購入することにしました。

それは、BORGの補正レンズ1.4×テレコンバーターGR【7215】です。月の全景撮影に使用するビクセンED103Sで使用します。定価44,571円(税別)、なかなかのお値段です。今回は協栄産業さんで購入、販売価格は37,905円(税別)でした。

P1030356

前回の撮影ではキヤノンEFレンズ用のテレコンバーター1.4×を使おうとして、電気接点を殺しておかなかった結果カメラが反応せず、結局直焦点で撮影となりました。望遠レンズ用のテレコンよりも、望遠鏡用のテレコンバーターの方が間違いなく良いであろうことは予測できますから、この【7215】が流通しているうちに入手しておこうと考えたわけです。

日食のコロナ撮影などで評価が高い補正レンズです。対物レンズの焦点距離に合わせてバックフォーカスを調整して、最良の補正効果を出すことが出来ます。

例によっていつものBORGパズル、望遠鏡への接続方法を考えるわけですが、【7215】は前後が57ミリのオスメスネジとなっているため、非常にシンプルな接続が可能でした。

P1030357

まずビクセンの60ミリ接眼部ネジを57ミリに変換するM60→M57AD【7901】で望遠鏡に接続し、カメラマウントホルダーM【7000】を介してカメラマウントEOS【5005】、これでカメラの取り付けが出来ます。

P1030358

しかしこの組み合わせでは、構図を決めるのにカメラの回転が簡単には出来ません。上手い方法を考えなくてはいけませんね…。

構図が決めやすいのは、ビクセンの旧型FL鏡筒(F9)用の1.4×テレコンバーターを使う方法です。ED80Sで使っていたものですが、レンズ径が20ミリしかなく、入射光束の角度が大きなED103Sでの相性がわかりません。まあ一度実写テストしてみようと思います。

P1030360

ビクセンの古い形式の43ミリP0.75ネジでの接続です。これはビクセンから出ている50.8スリーブ→43ミリネジのアダプターを介し、後方にはビクセンM43NSTカメラアダプターの直焦点セットでカメラに接続します。これだと50.8スリーブとNSTアダプターの2か所でカメラの回転が可能です。

P1030361

ついでに鏡筒も少々改修しました。タカハシのアリミゾに取り付けるには、ビクセン製のプレートホルダーはとても不便なのです。アリガタ側の切り込みよりもタカハシのアリミゾ金具の幅が大きいため、ホルダーを前後にズラすと段差に落ちてしまい、上手く載せることが出来ないのです。そこでアリガタ下面に段差のない、汎用型アリガタを使うことにしました。

P1030365

これでEM200に簡単に載せられ、さらに前後にスライさせてバランスが取りやすくなりました。

この3連休は台風接近で星見は難しそうですね。15号の時のような大きな災害が無ければいいのですが。皆様どうぞお気を付けください。


ED-103Sによる月面

17年間愛用したMT-160を降ろし、メインに使用する筒をμ210に変更してからずいぶん経ちました。
しかし天候が思わしくなかったり、いやいちばんは暑すぎてやる気が出なかったというのが正直なところですが、サブ機のビクセンED-103Sに至ってはまだファーストライトが済んでいないという体たらくでした。

夕方、まだまだ暑さが厳しかったのですが、筒を載せ換えて準備を完了し、夕食後から撮影をスタートしました。と、ここでいきなりトラブル発生です。ED-103Sの焦点距離は795ミリ、直焦点ではたとえAPS-Cのカメラでもサイズが小さすぎます。そのためキヤノンの1.4×エクステンダー中古を手に入れておいたのですが、「レンズの接点がどうのこうの」みたいな警告が出て動きません。カメラを交換しても一緒なので、これはテレコンを使う場合の設定をいじらなくてはいけないようです。

この場でいろいろやっても大汗をかくだけですし、今回は諦めて直焦点での撮影としました。

img_3870-2
2019年9月7日18:41 ビクセンED-103S(FL795mm)Canon EOS Kiss X3ボディ ISO400 Tv1/400
RegiStax5.1にて9枚合成 中央部トリミング

さて、屈折系の少し黄色系の着色を感じますが、さすがに最近のアポ屈折は色収差が無くてきれいですね。しかしシャープさではニュートン式反射の方が一枚上のように感じました。

その後土星を眺め、μ210に載せ換えて土星を見比べてみました。明るさの違いは当然ですが、やはりミューロンは惑星が良く見える筒だと再認識しました。カッシーニの空隙が明瞭で、本体の色のグラデーションも良くわかりました。

ED-103Sでの月面撮影ですが、拡大光学系を再検討しなくてはいけません。古いビクセンのFL屈折用のエクステンダーはあるのですが、いかにもショボいのですよね…。

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