季節外れのネタで恐縮ですが。
以前、カノープスについて記事を書きました。
ふだんあまり星景写真を撮った事のない私が狙ったカノープスは、露出オーバーで街明かりに埋もれ、昼間のような明るさで没写真になったという話です。
しばらく前から、実家で発掘作業を行っていたのは、実はこのカノープスを撮影したポジフィルムを探していたのです。先日ようやくフィルムを発見し、カメラのキタムラにデジタルデータへの変換をお願いしました。35ミリのポジを2400dpiでスキャンしてもらったのです。それを画像処理し直して、カノープスが見える写真にしてみたいというのが目的でした。
上がって来たデータは、1コマが20メガ近い大容量で、これを画像処理するのにひと苦労となってしまいました。元写真と処理後の写真を並べてみたかったのですが、なぜが生データは画像縮小ソフト”ちびすな”では処理出来ず(パラメーターが違うと出てエラーしてしまいます)、街明かりを弱めた処理後の写真のみの掲載になってしまいました。本来ならこの場合、絞りは最低5.6、場合によっては8まで絞っても良かったのでしょうね。
以前に書いた記事では、11月頃に撮影に行ったという記憶だったのですが、実際は1月に撮影となっていました。先ほどステラナビゲータで同日の星空を確認しましたが、間違いなくデータ通り1月撮影のようです。あの頃は、本当に精力的に天体写真を撮影していました。ヘール・ボップ彗星接近の時など、2週間近く毎朝原村まで出掛けていましたから。当時撮影したフィルムの量たるや、自分でも驚くくらいの凄さです。
1997年1月11日22:35~23:15 Nikon FE+Ai Nikkor35mm F2→F2.8
コダック エクタクローム400EX 撮影地:茅野市ビーナスライン富士見台
ちょっとマゼンダが強いですね・・・。斜めに見える明かりは、富士見パノラマスキー場の照明です。カノープスの光跡が一度途切れているのは、入笠山山頂に隠れたためです。富士山は東側にあるのですが、ハッキリとはあぶり出せませんでした。
山国の長野県からカノープスを見るのは、なかなか難しいものがあります。この冬には、ついにその機会を作る事が出来ませんでしたが、次シーズンには再チャレンジしてみたいと思っています。
以前、カノープスについて記事を書きました。
ふだんあまり星景写真を撮った事のない私が狙ったカノープスは、露出オーバーで街明かりに埋もれ、昼間のような明るさで没写真になったという話です。
しばらく前から、実家で発掘作業を行っていたのは、実はこのカノープスを撮影したポジフィルムを探していたのです。先日ようやくフィルムを発見し、カメラのキタムラにデジタルデータへの変換をお願いしました。35ミリのポジを2400dpiでスキャンしてもらったのです。それを画像処理し直して、カノープスが見える写真にしてみたいというのが目的でした。
上がって来たデータは、1コマが20メガ近い大容量で、これを画像処理するのにひと苦労となってしまいました。元写真と処理後の写真を並べてみたかったのですが、なぜが生データは画像縮小ソフト”ちびすな”では処理出来ず(パラメーターが違うと出てエラーしてしまいます)、街明かりを弱めた処理後の写真のみの掲載になってしまいました。本来ならこの場合、絞りは最低5.6、場合によっては8まで絞っても良かったのでしょうね。
以前に書いた記事では、11月頃に撮影に行ったという記憶だったのですが、実際は1月に撮影となっていました。先ほどステラナビゲータで同日の星空を確認しましたが、間違いなくデータ通り1月撮影のようです。あの頃は、本当に精力的に天体写真を撮影していました。ヘール・ボップ彗星接近の時など、2週間近く毎朝原村まで出掛けていましたから。当時撮影したフィルムの量たるや、自分でも驚くくらいの凄さです。
1997年1月11日22:35~23:15 Nikon FE+Ai Nikkor35mm F2→F2.8
コダック エクタクローム400EX 撮影地:茅野市ビーナスライン富士見台
ちょっとマゼンダが強いですね・・・。斜めに見える明かりは、富士見パノラマスキー場の照明です。カノープスの光跡が一度途切れているのは、入笠山山頂に隠れたためです。富士山は東側にあるのですが、ハッキリとはあぶり出せませんでした。
山国の長野県からカノープスを見るのは、なかなか難しいものがあります。この冬には、ついにその機会を作る事が出来ませんでしたが、次シーズンには再チャレンジしてみたいと思っています。