では続けて参りましょう。
今回、ビクセンさんのブースには目新しい品が出ていませんでした。
そんな中、おやっと思って近づいて見た筒は、
AD-VIX製PH130Sという、見慣れない筒。素性を伺うと、もう10年ほど前にビクセン開発工業で作ったホタロン・アポクロマートレンズの残りを組み直し、1本にまとめた筒で、販売の予定などは全くない望遠鏡との事。
いやぁ、こうしたイベントなんですから、やっぱり開発中の筒などを見せて欲しかったですねえ。しかし、見え味はなかなかのもの。星が見えず、多くの筒が向けていた文化園の避雷針の表面が非常に良く見えていました。ホタロンEDは、現在どのメーカーでも製品化されていません。聞いた話では、相方レンズとの間隔など、かなりシビアに設定しないと本来の性能を出せないらしく、製造にはかなりのコストがかかってしまうようです。
赤道儀関係では、
国際光器さんが出していたのは、セレストロンCGEM。C11クラスまで搭載可能な架台が、なんと180,000円!これは安い!モーターはパルスモーターではなく、サーボモーター仕様でしょうか。
こちらはSky-WatcherEQ PRO、まずこのデザインは国内メーカーでは思いつきませんね。赤緯体の両側に取っ手が付いており、個々の躯体の中では一番重量がありますが、持ち上げやすく良く考えられています。これならC14も載るんじゃないでしょうか?
では最後に、今回私が水揚げ(笑)した品々をご紹介。
写真左側に2本ある大小の一脚、いずれも1本1,000円!一脚、実は今まで持っていませんでした。開店直後、私が最初に購入したのですが、あっという間に売り切れてしまいましたね。さて、これはどこで買ったんだっけ?サイトロン?フジモリカメラ?スミマセン、忘れちゃいました。
国際光器さんでは赤色LEDの強弱&白色LED切り替えのヘッドランプ、ちゃんと点灯するか自分で確認して購入というシステム(笑)、500円。もうひとつはポルタ用のクランプ2個、通常価格は1本1,000円ですが、これが500円。
そして、毎年掘り出し物があるミザール・テックさんでは、最近各社で発売しているアッべ・タイプのオルソ9ミリ(31.7ミリ径)、B品に近いA品(笑)が4,000円。
実売価格の半額以下!ショップの方が「私が組んだので、まあ殆ど見え方に問題はないはずですよ」との事でした。昨年国際光器さんで買ったFUJIYAMA ORTHOが良く見えたので、今回別の焦点距離のアイピース買い増しを考えていたのです。「視野環の黒染めがイマイチなんですよ。あとはゴミがないか、ご自分で見て下さいね」との事でした。
そしてもうひとつ・・・
これはまあ、またの機会にご紹介しましょうか。国際光器さんで限定2台の超特価品、悩んでいたらお店の方に「そこまで悩んだら、買わなかったら絶対後悔されますよ!はい、どうぞ!」と、袋に入れて手渡されてしまったものです。さて、なんでしょうか?(乞うご期待!爆!)