昨日、北海道のM吉君から「これから上海に出発します」というメールが来ました。新婚さんなので、たぶん奥様同伴でしょう。冬の間、大きなイベントに関っていて、殆ど休みを取れていなかったはずですから、これにあわせてしっかりと夏休みを取ったのでしょうね。確か彼は、皆既日食は初めてのはず・・・。楽しみでしょうねえ。
さて、日食観測の準備です。
予報が外れ、朝から日差しが強い中、自宅庭のドーム内で作業を開始。まずMT-160鏡筒を下ろし、バンドを含めてM型マッチプレートも外しました。
スターベース製だったかな?のジュラプレートに、ビクセン開発工業で売っていたアリ溝金具を装着し、Mプレートからガイドマウントに載った65P鏡筒を移設。アリ溝にビクセンED80Sを取り付けて、バランスを取って完了。
ここまでで、汗が滝のように流れ、もうヘロヘロ状態。これは当日の3時間も、蒸し風呂状態のドーム内にいるとなると、水分補給が重要になりそうです。
下ろしたMT-160は、久々に家の中に。B&プレーンさんで製造していた、MT-160&ε160用のキャリングケースに入れて、北側の部屋に収納しました。
さて、撮影関係のパーツの確認です。
当初、自前のデジタルビデオカメラで撮影する予定が、夕方のニュース用映像が撮れたら使いたいというリクエストが来たため、HDVを借りる事になりました。
私のデジタルビデオのフィルター径は37ミリ、借りるHDVは28ミリです。つまり私のコンパクトデジカメ(ニコンE-4500)と同じ。
デジカメの方は、タカハシのデジカメアダプターを使い、LE30アイピース直付けにしてED80Sに装着します。HDVカメラの方は、ビクセンLV25ミリを入れたBORGのカメラアダプターを使います。
減光フィルターは、どちらもバーダーのアストロソーラー眼視用を使います。
あとは前夜に、カメラのバッテリー充電を行えばOKでしょうか。
予報が微妙です。雲があっても、太陽の方向だけ晴れてくれれば良いんですがね。